日本におけるホームベーカリーの歴史

日本におけるホームベーカリーの歴史

ホームベーカリーは、ここ数年販売されるようになった家電というイメージを持っている方もいます。
しかし実際の歴史は古く、日本では1987年に最初のホームベーカリーが誕生し、販売されています。
ただ、当時は専用の小麦粉がないとパンが焼けない上に、その専用の小麦粉がなかなか手に入らないという状況でした。
その為、ブームはすぐに過ぎ去ってしまったのです。

 

次にブームが訪れたのは、米不足でパンの需要が高まった1994年でした。
しかしこの時も、米不足が解消されると同時に、ブームはすぐに過ぎ去ってしまいました。
そして、現在もなお続くブームは、2003年からスタートしました。
この2003年のブームの際には、ホームベーカリーは様々な機能を搭載した家電となったのです。
これによって、ただパンを焼くだけでなく、ケーキ、餅、うどん、パスタなども作れるようになりました。

 

現在では、ホームベーカリーの販売台数は年間100万台規模にまで広がっています。
また、各家庭への普及率も拡大傾向にあり、今後ますます注目される家電と言えるのではないでしょうか。