夏場のホームベーカリーは過発酵に注意

夏場のホームベーカリーは過発酵に注意

夏場にホームベーカリーでパンを焼く場合、注意したいのが過発酵です。
過発酵とは、必要以上にパンが発酵してしまった状態の事で、生地が穴だらけになってしまいます。
焼き上がりも、膨らみ不足及び陥没してしまったりする上に、焼き色もつきません。
そこで、夏場にホームベーカリーでパンを焼く場合、過発酵には要注意です。

 

そんな夏場の過発酵対策としては、冷えた材料で仕込むという事が挙げられます。
水も冷やしたものを、卵やバターも使用する直前まで、冷蔵庫で冷やしておきましょう。
また、熱帯夜など夜になっても気温が下がらない場合、タイマー予約は控えるべきでしょう。
何故なら、せっかく冷えた材料を仕込んでも、気温の高さで材料の温度が上がってしまうからです。

 

さらに、メーカーによってはパンケースが熱くなるホームベーカリーもあります。
もし、パンケースが熱くなるホームベーカリーを使っているのであれば、途中で取り出して冷やしてあげましょう。
1次発酵や寝かしの際に、冷やした布巾でパンケースを包むと落ち着きます。
ただし、生地が乾燥してしまわないように、ラップなどでしっかりと覆った状態で冷やしましょう。